ヒストリー
ラッキーベルシューズ株式会社 設立
阪神大震災からの復興
「ラッキーベルシューズ」から「ラッキーベル」へ
子どもたちの健康と成長を支えるためのシューズを届けることを使命とし、「すべての子供に等しく豊かな環境のなかで教育を受けてもらいたい」という願いのもと、ベルマークの付いた学校用シューズの製造販売を開始しました。
1995年1月17日、阪神大震災で被災し本社倒壊の状況において、来るべき入学シーズンへ向けて子供たちへシューズを届けるべく拠点を移して出荷活動を行いました。壊滅状態にあった長田地区から中国への生産移管を進めました。
阪神大震災から8年、新社屋が完成。原点である学校用シューズの事業を強化するとともに、今まで培ってきた子供たちの成長と健康のための技術をより多くの人に届けたいという思いのもと、社名から「シューズ」を取り「ラッキーベル株式会社」へと生まれ変わりました。
「子供たちの足をまもりたい」
当時上履きと言えば通気性のないビニール生地のバレーシューズ。 それに対して通気性を劇的に高めた綿布素材をアッパーに使用し、 マット運動などを行ってもきちんと足をホールドできる前三角ゴムシューズ「カラー2号」を開発。そのカラー2号にベルマークを付け、 全国の学校・子供たちに普及するための活動を開始しました。生産拠点が中国に移った現在も足を守るための甲ゴムは日本製にこだわっています。
ラッキーベルシューズ株式会社設立
1961 昭和36年
靴の町 神戸市長田区において地場の企業が製造する上履き「カラー2号」。その前年1960年に開始された「教育設備助成会(のちのベルマーク教育助成財団)」が運営するベルマーク運動 ゴム履物の部に登録されたそのカラー2号を、全国に普及・販売するための会社としてラッキーベルシューズ株式会社設立。
全国中学校体育連盟推奨
1963 昭和38年
ラッキーベルVシューズが全国中学校体育連盟(のちの日本中学校体育連盟)に協賛。運動靴として初めて全国中学校体育連盟から「教育用室内、屋外の知育用運動靴」として「推奨」を受ける。
ラッキーベルVシューズが実用新案登録
1969 昭和44年
ラッキーベルVシューズが、実用新案885732号に登録。特殊二重織り甲皮による優れた通気性、履きやすく、足をしっかりとホールドするV字の甲ゴムと履き口ゴム、優れたクッション性、などで人間工学的体育教具として新たな価値を提案。
ラッキーベルVシューズが英国特許登録
1976 昭和51年
ラッキーベルVシューズが英国において高く評価され、英国特許1442343号で登録。
中国での製造を開始
1984 昭和59年
日本での生産と並行して、中国の提携工場で初めての海外生産を開始。
スポーツシューズタイプの体育館シューズの製造販売を開始
1988 昭和63年
それまで製造してきたバルカナイズ製法の上履き、体育館シューズに加えて、新たにスポーツシューズタイプの体育館シューズの製造開発を開始。
日本中学校体育連盟推薦
1989 平成元年
(財) 日本中学校体育連盟が設立。それにあたり多大な功績があったとして特別賛助会員となり、ラッキーベルVシューズが「体育用運動靴」として推薦を受ける。
ユネスコ・全国へき地教育連盟より感謝状受賞
1991 平成3年
(社) 日本ユネスコ協会連盟会長、並びに、全国へき地教育連盟会長より永年にわたる貢献に対して感謝状を受賞。
日本中学校体育連盟シンボルマーク使用権許諾契約締結
1992 平成4年
(財) 日本中学校体育連盟とシンボルマーク使用権許諾契約を締結。平成4年から平成12年までの8年間にわたってシンボルマーク使用許諾に基づき体育教育の助成に貢献。
「スクールサンダル」販売開始
1992 平成4年
長野県の小学校と共同開発した「はだしの教育」のための「スクールサンダル」の販売を開始。子供たちの成長のために学校内ではだしの教育を行うにあたり安全に考慮し、より成長を促進するための履物として開発。本サンダルを着用することでの成長促進効果は現在でも大学関係者によって研究・実証されている。
紺綬褒章受章
1994 平成6年
ラッキーベルシューズ株式会社が紺綬褒章を受章。
阪神大震災からの復興
1995年1月17日、阪神大震災が発生。神戸市長田地区は炎に包まれ多くの建物、企業、靴工場、そして人命が奪われました。ラッキーベルシューズの本社は何とか道一本挟んで火事は免れるも、建物は全壊し、すぐそこに迫った新入学シーズンに向けて子どもたちにシューズを届けるべく懸命な活動を行いました。
阪神大震災発生
1995 平成7年
今にも倒壊しそうな本社社屋の中からお客様から頂いていた注文のデータを取り出し、ビジネスパートナーである委託倉庫の中に即席の仮事務所を設置させてもらい商品の出荷対応を実施。何とか入学シーズンに商品をお届けすることができ、その後5月に仮住まいとなる賃借事務所へ移転。ここから8年間に及ぶ仮事務所での活動を開始。
スピードシューレーシングを搭載した「アクト301」発売
1998 平成10年
学校用シューズとして初めてスピードシューレーシングを搭載した「アクト301」の販売を開始。
東京ラッキーベル株式会社設立
2000 平成12年
関東地域でラッキーベルシューズを普及していた販売代理店から営業権を引き継ぎ、東京ラッキーベル株式会社を設立。
大阪中小企業投資育成株式会社の出資受入
2001 平成13年
大阪中小企業投資育成株式会社(政府系の投資機関)より出資を受け、資本金を9000万円に増資。
「Wラッセルメッシュ」を使用した上履きシリーズを発売
2001 平成13年
通気性抜群で足あたりの良い機能性素材「Wラッセルメッシュ」を上履きに採用し、ステップ101、メッシュ2号、メッシュバレー、ラポーターEXの販売を開始。
「ラッキーベルシューズ」から「ラッキーベル」へ
2003年、現住所に新社屋が完成し、阪神大震災から8年間に及ぶ仮事務所での活動を終えて移転。それと同時に「ラッキーベルシューズ株式会社」は、会社の原点であるスクールシューズ事業をより強化する一方で、既存の事業だけにとらわれない自由な発想で第二創業を目指すべく、社名から「シューズ」を取り「ラッキーベル株式会社」へと変わりました。
高齢者向けの健康シューズ「ラポーター」シリーズの全国販売開始
2003 平成15年
シニア層に向け、特許を取得した「Wマジック」を搭載した「ラポーター」シリーズの販売を開始。
(財) 日本防炎協会の認定を受けた「防災ずきん」の全国販売開始
2006 平成18年
阪神大震災を被災した企業として防災対策に少しでも役に立つ商品を作りたいという思いのもと「防災ずきん」の販売を開始。
ひょうご経営革新賞奨励賞受賞
2006 平成18年
経営が評価され、ひょうご経営革新賞奨励賞を受賞。
神戸発のドイツコンフォートシューズ「グーテヴァール」の製造販売開始
2008 平成20年
前年の平成19年に「神戸健康靴研究会」を発足させ、1年以上に及ぶ研究開発の末、メイドイン神戸の日本人のためのドイツコンフォートシューズ「グーテヴァール」の製造販売を開始。
ビジネススリッパ「e-green」の製造販売開始
2010 平成22年
前から見ると紳士靴に見える革製スリッパ「イーグリーンビジネススリッパ」の製造販売を開始。
ベルマーク50周年・市場調査費1億円突破
2010 平成22年
ラッキーベルが49年間にわたってベルマーク運動の助成を行ってきた結果、ご提供した市場調査費が3月に一億円を突破。そして5月にはベルマーク教育助成財団が設立されてから50周年を迎えた。
ツエーゲン金沢スポンサー契約
2010 平成22年
2010年当時JFLに所属していたツエーゲン金沢とスポンサー契約を締結。その後3年間にわたって契約を継続。
ラッキーベル株式会社 創立50周年
2011 平成23年
6月29日、ラッキーベル株式会社が創立50周年を迎えた。
コンフォートシューズ「Ortho Meister (オルトマイスター)」の製造販売開始
2018 平成30年
より重度な症状にお悩みの方にもご着用いただくための整形靴の技術を結集したコンフォートシューズ「Ortho Meister (オルトマイスター)」の製造販売を開始。